ぼくの考えた最強の少子化対策

日本は滅びます、少子高齢化で。それを防ぐため僕の考えた最強の対策を発表します。

世間ではウマ娘が流行っていますね

皆様お久しぶりです、hairlessです。

皆様はウマ娘やってますか?

私はリリース初日からやっておりまして、CLASS6に定住しております。

私の周りも成人男性の40%の人がプレイしておりまして、知り合いのゲームに明るいキャバ嬢も興味を示しておりました。

これだけ話題になっているのでスマホゲームをプレイすることに抵抗のない人は一度は触るっているんじゃないですかね?

そして少しプレイしてみたらゲームの持つエネルギーに魅了されて1か月くらいはハマってしまう感じです。

それ以上は飽きが来て疲れてきてしまうようなゲームデザインですが、既にゲーム史上に残る売り上げを計上しているので大成功といえるでしょう。

その一方で先日、同じくスマホアプリのサクラ革命のサービス終了が発表されました。

知名度の高いサクラ大戦スマホゲーム化ですが、リリース当初からネガティブなイメージで炎上していた事だけが記憶にあります。

私も初代サクラ大戦から数作プレイしましたが、その当時は凄いクオリティと世界観で爆発的に売れていました。

しかし、今作は大失敗に終わったといえるでしょう。

ウマ娘の成功とサクラ革命の失敗、その差はなんだったのでしょうか。

 

ウマ娘はアニメ2作を経て、満を持してスマホアプリがリリースされました。

アニメにもゲームにも連載中の漫画にも一貫して言えるのが原作への愛とリスペクトを持って世界観を作りこんでいる点です。

競馬を知らない人にもわかるようにキャラクター性を強調させながらも、緩いパートと熱いスポ根パートを織り交ぜながらレースのかっこよさと儚さを紡いでいくストーリーとなっています。

アニメでは主役サイドにスポットがあたりがちですが、ちゃんと脇役勢の見せ場を用意してあげており原作ファンもにっこりです。

ゲームでは各ウマ娘のシナリオをしっかり作りこんでいて、ストーリーをクリアするとそのウマ娘が推しになっていきます。最終的にどのウマ娘も推しになってしまいますね。

 

初代サクラ大戦も時代は違うけれども、日常パートと戦闘パートを明確に分けたアニメ系ゲームの草分け的存在であり、それこそ革命的でありました。

その独特の世界観と個性的なキャラクターにみんな虜になり、サクラ大戦ブームが巻き起こります。

その後もセガを代表するタイトルとなり続編も続いていきますが、ハード的に不遇だったこともあり売り上げは尻すぼみになっていきます。

とくにドリームキャストで発売された3と4は、売り上げで大差をつけられたPS2勢に押されて内容はぼちぼちではあったものの出荷本数は可哀そうなものになってしまいます。

その後も5とかが出ていますが、どうにも旬は過ぎてしまっていてジャンルとしては緩やかに死んでしまいました。

忘れたころに新サクラ大戦とかやってましたが見事にすっころび、その流れかサクラ革命も死産となっていましたね。

ビジネス的には3以降が大失敗の連続で、もし3を当時PS2で出していれば2と同等の売り上げがあったかもしれません。

作品のマンネリ化は2の時から始まっていましたが、3の売り上げが継続していれば根強いファンの数も増えて、よりファンの求める声を集める事が出来てコンテンツの寿命が延びた可能性もあります。

いかんせん3以降が売れなかった為に、ハードが悪かったのかコンテンツが劣化したのかの判断が付かず、最新作がことごとく死産になっているのでしょう。

同じような事がFFシリーズでも言えますけど、最新作より7のリメイクの方が売れるあたり、斬新さを継続しながら面白いものを作るのは難しそうですね。

 

その点、ウマ娘は既存のアイデアのいいとこどりで作られています。育成システムはパワプロシャニマス、キャラゲなところはプリコネ、キャラの元ネタは競馬という感じで、オリジナリティ溢れるのはライブシーンくらいです。そのライブのクオリティはとても高いですけどね。

でも余計な事はしないで面白い部分だけを抽出して洗練するのは、経営面からみてもとても効率的ですね。

ただ、開発に時間をかけたようにクオリティについて妥協しなかったのも勝因でしょう。

頂点を取りに行くような熱量を持たなければ成功もせず、中途半端なものを世に出してもコストだけかかって支持はされないという事です。

 

ということで今後のゲーム業界の標準はウマ娘が基準になりますね。

中途半端なタイトルは多数が打ち切りになっているみたいですし、今後のスマホゲーはウマ娘を脅かすようなもの以外は誰も見向きもしないでしょう。

グリーとモバゲ以来始まった低クオリティガチャゲーもいよいよ終わり、高クオリティガチャゲーしか生き残りません。

そうなると今後の我々の財布が心配ですね。