引き篭りにとって家で過ごすのは造作もない事である
私はhairless、中年である。
若い頃は引き篭りだった事もあるので、引き篭り事情については世間一般の人より理解はしているつもりだ。
ただ時代は移り変わって引き篭りが認められる世の中になった代わりに成果物を提示しないと認められなくなったのは皮肉な話だ。いい返せば引き篭りでも充実した毎日を過ごせていればリア充を名乗れるようになったのは一種の革命である。引き篭りもSNSや動画を用いれば世間に認められるために一所懸命アピールするようになったのは面白い話だ。
その点私は充実してるわけでもなく、動画編集するセンスもないのでブログで世に唾を吐く毎日である。時代からは取り残され気味だね。でも全ての人間が先端を追い求める社会はとてもとても疲れるので、役割分担としてまったり静的に生きていくのもいいだろう。雅に詩でも嗜んで生活するのもいいね。
ちなみに引き篭りの3種の神器と言えばアニメ漫画ゲームである。なぜかと言えばコスパが良く、時代の先端でもあれば古い名作にもこと書かない日本文化の集大成の分野だからである。いわば文化人な訳だ。日本はもっと資金を注ぎ込んで彼ら文化人に投資をすべきである。でも文化は金では買えない物でもあるので、引き篭りを保護する事により文化人を育成するのが現実路線かな。
これらを用いる事により人生の半分は時間を潰せる。残りは食っちゃ寝を繰り返せば終わる計算だ。完璧だね。これを実現した世界がマトリックスのような世界観である。楽しそうでしょう。みんなが引き篭りになれば世界に平和が訪れる。その為に引き篭りを推奨していこう。
