ぼくの考えた最強の少子化対策

日本は滅びます、少子高齢化で。それを防ぐため僕の考えた最強の対策を発表します。

つまらない起業家増えてない?

どーも、hairlessです。

私の職場はその事業特性から様々な会社が入り乱れて同じ仕事をしています。4月から実施される同一労働同一賃金でどう変わるのでしょうかね。たぶん何も変わりませんけど。

今回何が言いたいかというと、無くてもいい会社多くないですか?という話題です。小規模人材派遣業です。うちはその中でも社員数多くて昭和の頃から商売やっていて給料安くても様々なノウハウを積み重ねて業界の中でもパイプを作って生き残ってきた訳ですけど、同業者に新参が多いのですよ。社員一桁の技術者派遣業とか。勿論単独では仕事を取れないので法律の網を掻い潜るような契約で安い賃金で社員を働かせて中抜きする寸法です。そういう会社は底辺ITでは少なく無くて何社も見てきました。当然破綻する場面にも出くわします。社長と連絡が取れなくなる事もありました。そんな会社と付き合うなと言いたいところですが、営業マン側では販路拡大のためにそういう怪しいところに突っ込みまくりですね。私みたいな保守的人間には理解出来ない世界です。おかげで私の元で働く人間は中抜き搾取されている若者が多くやってきます。そんな彼らを辞めさせない程度に気を使いながら教育してこき使うのが私の仕事です。やってられない。

去年は数件の新規参入会社の相手をして思う事は、こんな人達でも起業出来るのなら私でも出来そうだな、ということです。それくらい考える事が素人臭くてリスクを認識できていない人でもドヤ顔でやってきます。そんな彼らはちょっとしたトラブルが発生したら終わっていきます。破綻です。労働者は全く悪くなくて、経営者側の問題で退場していくケースが少なくないです。去年一年で私の職場から去って行った8人中3人がそんなつまらない理由です。なので私としては経営の勉強して中抜きする側になろうとしているところですが、いったい何を考えて彼らは経営サイドになったのでしょうか。多分楽して儲けたいだの人の下につきたくないだの実業家を名乗ればキャバクラでモテモテだのそんなとこだと思われます。私も変わりません。ただ起業して人を雇うとなると自分の代わりに働いてくれる人間をマネジメントしないといけないですよね。シミュレーションゲームでもないですけどやり直しの効かない一発勝負で持続的に利益を得て破綻しないように計算しないといけないですよね。営業から人脈を得て起業する方はその辺りが欠けているように見受けられます。まあ、その一歩を踏み出せない大多数が文句を言うのも筋違いでしょうけど。

では起業して利益を出すためには何が必要でしょうかね?人材派遣業ていっぱいありますけど何が違うんでしょうかね。私が思うに強みの無い会社は存在しなくても誰も迷惑しません。安くてそこそこ働いてくれる人を集めてくれるか、そこそこの値段するけど計算できる労働者を派遣するか、高いけど専門性を有している人材を確保しているなど、何らかの価値が無いとその会社を通す意味は無いです。ましてやろくにマネジメント出来ないとなると話になりません。で、自分で抱えている社員にどれだけの価値があるか、将来の価値を高めれるかを考えて示す事が出来ない人間はマネジメントを語る資格は無いと思います。そんな人に今の時代の若い人はついてきてくれません。

マネジメントとは、持続的に金を稼ぐために必要な準備です。現状維持は損失です。という事は成長させるのもマネジメントの一環です。日本の失われた○年も単なるマネジメントの欠如ですよ。最も失われたのは人材育成です。だからこのブログでも育成に関する事を書いたり書いていなかったりします。という訳で皆様も起業する際は最低限のマネジメントを学んでから起業してください。お願いします。