ぼくの考えた最強の少子化対策

日本は滅びます、少子高齢化で。それを防ぐため僕の考えた最強の対策を発表します。

労働者の限界点

皆さまご機嫌よう。

昨今給料の増えない労働者が増えていて、いっそ転職して環境を変えようと考えている人も多いですね。

かくいう私もその一人で、選択肢としての転職を考えています。しかし現実は難しく、簡単に給料の上がる転職なんてそうはありません。

それもこれも労働者としての付加価値があまりないので、転職市場では価値ある労働者として評価されないからですね。就職氷河期の方々は非正規雇用スキルアップ出来る機会に恵まれなかった方も多いと思います。それが中年になっても尾を引いていますね。

そもそも労働というのは人の手を介在することによって付加価値を乗せてお金を貰う事です。職を探している労働者は、誰でも出来る事しか出来ないと付加価値が低く、限られた人しか出来ない事であれば高い付加価値が乗せれます。だから転職市場では高い付加価値をつけれるスキルや経歴が重要視されます。

中年になって会社から必要とされないのは、付加価値を付ける事が出来ない社員ですね。そういう人は誰でも出来る簡単で給料の安い仕事にしか就けません。ちなみに仕事は簡単な仕組みかもしれませんが、大抵肉体か精神的にきつい仕事となっております。

で、中高年の方に転職する際に考えて欲しいのが、いつまでも労働者でいいのかという事です。ぶっちゃけ年取った労働者はよほど専門性の高いスキルがないと必要とされません。では、何が求められるかと言うとマネジメント能力です。これがキャリアを積んだ社会人は当然持っていて欲しい、けど現実としては結構な人が不足している能力です。

というか、これこそ測る事が難しいアナログな能力値ですけどね。

マネジメントについては様々な本が出版されているし、各個人によって捉え方が違ったりしますが、私の考えを簡単に言うと、事業を持続的に継続するための労働です。主に会社の管理職という方々が頭を抱えながら行っています。中間管理職は正直しんどいですよ。顧客と上司と部下に挟まれて全方向から文句が飛んできます。

それを上手くやりくりして、最悪でも現状維持、出来れば売上高アップをすればマネジメントとしては成果を挙げていると言えるでしょう。

でも、ここでいうマネジメントする係もまだ労働者の範疇で、転職市場で一つのスキルとして重宝されるかもしれませんが、給料的には現状維持と言ったところでしょう。

結局給料を増やすにはどうすればいいか、それは新しい価値を作り出す事です。ここまで書いてきた事は全て上から与えられた仕事ばかりでしたが、それでは提示された給料分の仕事にしかなりません。これからの時代は新しい仕事を作れる人にしか特別な価値はない、つまりは給料が上がっていかない時代になるのです。何故なら日本の経済は縮小する一方ですからね。現状維持ですら難しくなってきます。

では我々転職したくても出来ない中年は何をすればいいのか、行きつく先は起業ライクな事をしなくてはならないのです。起業ライクとしたのは、別に実際に起業しなくても良くて、低スキルの自分を高スキル者に転換して需要の高く価値のある仕事に就く事が出来れば起業する必要はありません。ただ自分自身もリソースの一つとして、多くの金を得る為には何をすべきか、その設計図を書いて実践していかないと時代に取り残されてしまいます。悲しいけど低成長時代に中高年が生き残るにはただの労働者では厳しいのですよね。

そして具体的に何をすればいいのか、それは私も常に考えていて明確な答えを得ていないのですが、知識をインプットして、何処かでアウトプットしてみましょう。

このブログのようにとりあえず足掻いて見れば何か見えて来るかもしれません。